1950年代のフランス軍のウールニットグローブです。これはデットストック。
フランス軍ということはおそらく、フランス製「made in France」ですな。
2006年頃に10,000円ぐらい買ったんだけど、なんか今、ネットでちょっと調べてみると安けりゃ1,500円ぐらいで売ってるようです。 ちょっとショック。
モノを買う時って、何か琴線に触れるから買うんだけど、このニットの手袋は、おそらくこの編み方が可愛くて買ったんだろうな。あと、デットストックということもあって。
しかし、軍用にはもったいないようなカワイイ織り方。サイズもそんなに大きくないので軍の女性看護師さん用だったりるすのかな? これ勝手な推測。
こういう織り方って今でもできるのかな? この織り方で黒とか赤とか作ったら売れそうなのに。
古着屋さんとかに置いてるヴィンテージの未使用の手袋って糸で繋がれたままで売ってるよね。当時もそうやって販売してたんだろうな。これもデットストックなので糸でペアリングされております。
手を入れていないのでリブもまだ「キュっ」と締まっております。伸びがない。
「そろそろつこてみよかな〜、やっぱそのまま置いとこかな〜、つかわんしあげよかな〜」っていつもこの手袋見て毎年冬を越しております。今年も越すだろうな。
中を少し触ってみると少し起毛素材で表よりも少しだけ柔らかい。ちょっとした思いやりを感じるのです。
指先はつまんであります。中々キレイに編んであるので手を入れた時にゴアゴアした感じもなく心地良さそう。毛足の長い毛糸を使ってるのか、ちょっとでてる毛の繊維がとても長い。ウールは長いほうが暖かく高級とされてるみたい。
ニットのグローブは雪の日に良いよね。レザーのグローブでは雪だるま作るのに抵抗あるけど、ニットならウールの油で雪を弾いてくれるので手が濡れにくいし。見た目の雰囲気もなんか雪の日に似合ってて良いよね。
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