2013年10月22日火曜日

VACHERON CONSTANTIN ブラックダイアル。 


こちらは結構お気に入り、バセロン・コンスタンチン、今はバセロン・コンスタンタンなんて言うらしいですが…、のヴィンテージウォッチ。パテックとかバセロン、オーデマなんかは、他のメーカーに比べてあっさりデザインが多い気がします。


まずはサイドから。ふっくらとしたティアドロップラグ。丸みを帯びていて美しいラインです。ここは完全に手で付けています。
サイドはミシュランのビバンダムみたくビブになっています。こうなってるケースと、なってないケースが有りますよね。


ケースサイドとラグに18金無垢のホールマーク。ここから見てもラグが別で作って後から付けてるのがわかる。手を掛けて作ったハンドメイドに近いケース。しかもとても綺麗で質感もホント良い良い。
ちなみに、基本的に離れているとパーツごとに刻印をつけなくてはダメなので裏蓋内側にも18Kの素材表示が入ってます。
機械のシリアルから見るに、こちら1947年〜1949年の製造。


ラグを上から見た感じ、ほんとふっくらしてて良い雰囲気。リューズは代わっていると思います。でもケースにあってるし、巻きやすいし、色もあってるので雰囲気を壊していません。
これであれば決して評価は落ちないでしょう(そもそもオリジナルのリューズが判断しにくいものですので…(^^))



そして最大の特徴はダイアル。。
これ、ほんと綺麗なミラーブラックダイアル。バセロンのブラックは個人的にはパテより見ない気がします(でも値段はもちろんパテが上(^^))。バセロンってイマイチどんなのあるかわからないし、Refとかも定かでないし。一期一会な感覚なのでそこに魅了されるのかもしれない。
ヴィンテージのムーブメントは全てジャガー・ルクルトから供給されていて、そんなこともあり価格は意外とお手頃な感じだし。

ちなみに、秒針以外の針、インデックスは全て金無垢。ミラーは下地の金色メッキを出して、上にミラーブラックを掛けたロレックスのスポーツ系ミラーと同じ作りです。外周のドットはメッキ仕上げしてますので、ここはパテックみたい。
こういってると、いろんないいとこ取りした魅力的なダイアルですよね。

 

バックケース、イングレービングが入り、ほかはノンポリッシュみたいな良い状態。
いい佇まいです。

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