これ、青山昭次さんの馬毛の洋服ブラシ。手植えのようでして。形はゾウリムシみたいな愛嬌のある感じでして。いつもゾウリムシと呼んでおります。サイズは20cmぐらいかな。毛足が長いので生地の毛並みをうまく整えてくれます。真ん中の膨らみがいいよね、いかにも手作業的で。
こういうのは手作業でじっくり時間を掛けて作られた製品を使い続けたいな。
正直言いまして、これを使うまで洋服ブラシを使ってなかったので、必要性があんまりわからなかったのですが、おもしろいくらいほこりとか落ちるので冬場に特にちょこちょこ使ってます。
ちょっとこの動画をご覧くだされ。メーカーは違うのですが洋服ブラシの仕方に衝撃を受けました。こんな力強くいくものなんだと…。びびるよ。
スーツとかはおんなじように真似してやってますが、セーターはさすがにちょっと気が引けて、まだまだあまちゃんです。
洋服ブラシ屋さんって国内だけでも、江戸屋さんとかブラシの平野さん、アートブラシさんなど老舗と言われるところから、上の動画の石川ブラシさんやこの青山ブラシさんとか。以外にもいろいろあるようです。
馬毛のアップ。これが意外と柔らかくて。柔らかい言うても、さすがに身体にこすると痛いですが。
最近は、ジャケットとかセータとかだけでなく、夏はシャツからトレーナーやら何でもかんでもこれでホコリ落としをして楽しんでます。
青山さんのなかなかいい言葉が、このブラシの通販サイトの2段目に
「ブラシ職人としての親方の憂慮は、『ものを大切にする気持ちは、適切で良いものを使わないと薄れていく』という考えに依ります。」
とのことです。やっぱりなんでも使わないとね。確かに薄れるわな愛着。
ほんとは、天面はもちろん木なんだけど、クロコダイルを貼ってみました。
そしてまたここに自己満足の愛着が湧く。
そういえば、これとは関係ないけど、メイソンピアソン社の猪の毛のヘアブラシをもらったんだけど、初め、頭皮から血が出るかと思うぐらい硬くて衝撃でした。
しかし、イノシシの毛ってこんな硬いの…。
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