2013年10月21日月曜日

50年代の Vintage CHEMEX。


50年代のケメックスCM-1(3杯まで用)。MoMA(ニューヨーク近代美術館)のパーマネントコレクション(永久展示品)になっただけあって、なんせ形が可愛い。
ハンドブロウの時のものでガラスはPYREX製のです。ドイツ製のガラスのものもあるようで。どれが古いのとかちょっと良くわかりません。



ウッドネックは、ところどころ塗装がちょっとはげちゃってます。しかも革紐がカピカピで…。洗う時にはずさなかったんだろうな。これ、買った時からこうなってて。
ウッドの剥げはきっと水洗いとか、アメリカなら食洗機かもしれん。


これ背面。コーヒー淹れたてで撮ったので、グラスが蒸気でムレムレ。後ろから見るとすごい木の質感がいいな。実際もちょっと光沢が合っていい感じだけど。


底の接地面にはヴィンテージの特徴でもあるガラスでできた3つの突起。なんかすごい優しい感じで付いています。耐熱だからかそこそこ厚みもあります。
緑色のバックスタンプはパイレックスの刻印なんだけど、これはちょっと薄くなってて。
たぶんだけど、「CHEMEX® U.S. PATENT 2,411,340 MADE IN U.S.A. FROM PYREX BRAND GLASS」って書いてあると思われる。
刻印にパテントが入ってなくてニューヨークの記載があるのもあるようで、調べてみると「PYREX BRAND GLASSWARE MADE IN USA CHEMEX CORP NEW YORK」と記載されてるようです。ほちい、それもほちい。


ついでに横にあったPYREXのコップも50年代頃のかな。これはうちの女性スタッフが前使ってたのをそれええなってゆうたら、重いしあげますよってくれました。ファイヤーキングもだけど、たしかに普通のマグからしたらちょっと重たいといえば重たいな。


これ解体。革でウッドネックを巻いてるだけなのでシンプルシンプル。


カピカピの革紐だとちょっと使いにくいので、新しい革紐に変えました。
こういうのはやっぱり本結びで縛るのがいいのかな。
1日に何杯もコーヒー飲むので、毎度毎度これ使って飲むのはめんどくさいけど、1日一回ぐらいはこれで淹れるのもええな。ええアイデアが思い浮かぶかもしれん。

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