コンディションにこだわって集めています。やはり復刻には絶対に出せない、シャカシャカの安くもあり感じ良くもあるナイロンの質感、色目、そしてクオリティーの高い柔らかな刺繍が魅力ですよね。
まずはデットストックのこちらから。
刺繍はドラゴンと富士山、なにかの花と、控えめながら良い柄ですね。袖にパイピングがありますし、ほか箇所から見ても1950年台初期〜中頃で間違いないでしょうか。
やはりポイントはコンディション。質感はパリパリしたデットの雰囲気を持ち、リブの伸びや虫食い、中綿のズレもなく素晴らしいコンディションです。
当時の素材は決していいものとは言えず、中綿などにも廃材かすのような綿を使っていたようです。
袖下に綿が溜まっているもの、着丈がやたらみじかいなどといったこともなく、型崩れがない物を選ぶ! 状態重視で買っている理由です。
ファスナーはスカジャンならではでもあり、おなじみのミツワ。両方にスライダーがつくタイプです。
ファスナーにしても刺繍にしても、日本人としては感慨深いですね。頑張っていた日本の象徴のような気がします。
自分の中で唯一好きな和骨董です。大切な思いをもって、絵画のような感覚で少しづつ集めて行きたいですね。
ちなみに裏面は綺麗なえんじ色、定番の日本地図、朝鮮半島に38度線なしのものですね。
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