2013年2月2日土曜日

Pep Karstenさんの写真の色好き。


Pep Karsten(1977年生まれ。フランス、ニース在住)さんの写真集。
amana imagesのサイトに掲載されていた「エスクァイア日本版デジタル写真賞 ’04-’05」を受賞された時に知りました。‘Deux Mille Dix’に載っている写真で受賞していたと思う。
だから、きっと2005年頃なのかな知ったの。


写真集の発売は2011年に‘Emy & Ana’、‘Deux Mille Dix’は2010年の発売。
‘Emy & Ana’は「Sony World Photography Awards 2012 - Professional Competition」にエントリーされたみたいです。
Emy & Anaは仲のいい友達が事故で離別するようなストーリー仕立ての写真。
詳細はこのページ「NY Arts Magazine」の真ん中ぐらいに





2010年に出版されているこっちの‘Deux Mille Dix’のほうが好き。
5つのカテゴリーにわかれていて、短編小説のよう。


この黒バックに人物のカテゴリーは「NOS DEMONS」。
NOSは古着ならNew Old Stock の略なんだけどな
顔の半分が隠れているので心の闇を映してるのかもしれない。泣いてる人もいるし。わたしもこんな感じでいっぺん撮ってもらったら心の悪とか闇が写るはず。濃いやろな。


「SUPRA」このカテゴリーがちょっと怖くて(笑)。
どんどん人が増えていく。しかも真っ白でつるつる。



淡い背景に体の部分のみの「COMME UNANGE」がPep Karstenさんの写真シリーズの中ではお気に入りかな。「エスクァイア日本版デジタル写真賞 ’04-’05」もこのシリーズが入っていたような覚えがある。
色目と質感と雰囲気と、わたしの中ではこれホント好きなテイスト。




すごい昔から、この「COMME UNANGE」シリーズの写真欲しいなって思ってて、たまたま数年前に思い出して検索をしてみたら、出版されていたので、欲しい欲求にかられて探しに探しました。
流通に乗っていないらしく、個展などでの販売のみみたいで、なのでなかなかこの写真集が見つからなく。一応、海外のアマゾンとか調べたり、フランスのサイトなどいろいろ検索したんだけど。
ないと、欲しくなる。この衝動。
WEBサイトがあったのでとりあえず、直接メールしてみようと思って、

I want to buy your books.
I like your photograph very much.

と中学生並みの英語でメールを書いたら送ってくれました。やさしい。しかも、すごい丁寧。すごいスピード。
サイン入りで送られてきたのにも、おどろ木ももの木さんしょの木でした。
ありがとうPep Karstenさん。いつ出るかわからない次号も買います。



しかし、わたしは写真の好き嫌いを現像の色味でほとんど決めているような気がする。

http://www.pepkarsten.com

Title: 'Pep Karsten - Emy & Ana'
Hardcover: 56 pages
Language: English
Dimensions: 375x280 mm closed / 750x280 mm open
Publisher: LM
ISBN: 978-2-9536076-1-1

Title: 'Pep Karsten - Deux Mille Dix'
Hardcover: 104 pages
Language: French
Dimensions: 300x220mm closed / 600x220 mm open
Publisher: LM
ISBN: 978-2-9536076-0-4

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