2013年7月3日水曜日

わたしの名は、WEEMS大佐です。


これ、LONGINESのWEEMS。
1940年代のケースやダイヤルの状態もよく全部オリジナル。この太いベゼルのウィームス、ほんと昔から欲しくて欲しくて、ええのないかな、ええのないかなと言い続けていたら、「これどうよ?」とメールが飛んできて、「それ欲しいよ!」と返事をしました。本当にええのを紹介してもらいました。こういうのなかなか目にしないもんね。
しかし、古い時代のロンジンはほんとステンの感じとか雰囲気が◎。



ウィームスはロンジン以外にも、OMEGAにLe COULTRE、ZENITHにMOVADOといろんなメーカーから出ていいたようですが、私はロンジンのを探しておりました。ルクルトのルーレットみたいな文字盤のWEEMSもカワイイけど。

そういえば、前に歩きながら、我が師に教えてもらったんだけど、ダイヤルと針の雰囲気が合ってないからやったか、時代が少しずれてるやったか忘れましたが、この時計の文字盤と針のバランスを後家(ごけ)さんってゆうらしい。うろ覚えでもしかすると間違ってるかもしれないですが。
こういう話って、全く知りもしないことだから聞くと楽しいし、こういう話って面白いから教えてもらいたいな。


A.M.と航空省マークの下に、商社名「GOLDSMITH & SILVERSMITH」の刻印、そしてシリアルと。裏蓋のこの記載、刻印なしのツルツルのも有るみたいですが、あとで付け変わってるのかどうかわ知りません。


ベゼルもしっかりしてるし、こういうのが好きやねん。ケースのシャープな感じ。
こないだのOMEGA 30mmキャリバーIWCのマーク10もそうですが。
そして肝心の竜頭もちゃんとオリジナルのようだし。

そうそう、ポテッとしててこういうデザインって、あんまり女の子って好きなデザインじゃないよね。でもこんな時計してたら、かわいいのにな。


WEEMSにはGAY FRERESのバンブーブレスを付けております。ゲイフレアーのバンブーブレスは特に好き。なんか質感がいいというか、16mmのラグ幅もジャスト。伸ばしたらキャタピラみたい。
うちの2名の女性スタッフ(あ、1名退社や)が、これと同じバンブーを使ってるけど、このブレスはほんとに女の子によく似合うと思う。華奢な腕には特に◎です。


G鹿FとGAY FRERESの刻印がおます。深い刻印がしっかりと刻まれており…。ただそれだけです。ここには興味が無いでしょう。でも写真とったので。


つけたらこないな感じです。これ、ウールのビックヤンクのシャツから、ちょろっとのぞかせてみました。まだ寒かったな、これ撮った頃は。そう思うとだいぶ前かぁ。

ウィームス大佐の本名はフィリップ・ヴァン・ホーン・ウィームス(Philip Van Horn Weems)。なっが! アナポリス海軍士官学校で教鞭をとっていてチャールズ・リンドバーグの先生だったらしい。ヘッダ画像に、LINDBERGがあるでしょ。あの時計もすごい雰囲気とか質感とか良いよ。

それではウィームス大佐に敬礼。おやすみなさい。

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