2013年5月5日日曜日

カッコイイ変態になりたい男、伊島薫さんの写真集です。


伊島薫さんの写真集でEDGE TO EDGE #7「COLOR PHOTOGRAPHS」。日本人のカメラマンの中では伊島さんはすごく好きです。死体シリーズとか色々有名な写真集が出ているともうけど、その中でもこの写真集が一番好きだな。一つ前のEDGE TO EDGE #6はモノクロの写真集。
この写真集、装丁もしっかりしてるし、カバーは布張りになってたりと、そういうこだわりも好きだな。昔の装丁はやっぱりお金がかかってる気がするな。



京都の光琳出版社さんから発売されてました。伊島さん監修の普通じゃないファッション誌「ZYAPPU」とか、ファッション誌以外にも写真集とか美術書など出版していた面白い出版社だったのに残念なことに、1999年に倒産されました。
ここに現在の出版不況がまとまっております。しかしこれを見るとびっくりするな。

写真の中身はこんな感じでして、








撮り方とか写真の色とかほんといいわ。たまに思うけど、大活躍のMert Alas & Marcus Piggottさんの写真って、伊島さんの写真を参考にしてるんと違うかなって。なんか似てる気もするようなしないような。W Magazineの「East Of Eden」とか「Sleep No More」なんか。とくに「Sleep No More」は死体シリーズっぽい雰囲気あるし。LOVE Magazine #9「Boyish」とかも。でもそれは考え過ぎかな。まぁいいとしよう。




この本、平成4年出版なので1992年。今からだと20年ぐらい前のプロフィール写真だけど、あんまり古さを感じさせなな。


「カッコイイ変態になりたい男」との序章が。単なる変態男の私として、この言葉は私の目指す所でもあります。この文章では、模索中っぽく締めくくっていたけど、伊島さんは成れたのかな?
私は、そのためにはまず、人に対する接し方と生き方を変えないといけないな。



この写真集、好きな写真集ベスト10に入ってるから、グラシン紙を巻いて日焼けしないように本棚に入れてます。これ巻くだけでだいぶ違うよ。ほんと。

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